七草粥

早い物で、もう七日。


お正月三が日もあっという間に過ぎて行きました。


4日の夜は、若干残ったお節で恒例の蒸し寿司を作って食べたのですが、
これが結構美味しいんです。
以前はちらし寿司にしていたのですが、
具材を見て蒸し寿司の方が合うような気がしましたので作ってみたところ、
『ウマイ!』というわけでこれが恒例となったのです。
だいたいお節は食べ切ってしまう量を目指して作るのですけど、
やはり少し残ってしまいますものね。
お煮しめや昆布巻きは刻んですし飯の中に混ぜ入れ、
卵類やかまぼこや肉系や酢の物等は霰に切ってトッピングにします。
彩りで黒豆もいいですね。強火の蒸し器に入れて10分前後蒸したら、
我が家は針生姜や紅生姜、柚の皮の千切りと芹や三つ葉のザク切りを乗せて出来上がりです。




好みで各自、もみ海苔を掛けて熱々を頂くのです。結構イケますよ。


といっている内に七草粥・・・


昨日より土鍋に少量のお米とたっぷりのお水を入れておき、起きたらすぐに火を付けました。
沸騰したら、底から少しかき混ぜて粘りを掬い取って、コトコトと煮ていきます。
蓋をしないで約1時間。
底にこびりつかないように時々混ぜるのですが、混ぜすぎると粘りが出てしまいますので要注意ね。
この間に七草をトントントン・・・リズミカルに刻んでいきます。
今年は七草セット『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』が
高くてもったいないと思いましたので、
冷蔵庫にありました『せり・大根・蕪・大根の葉・蕪の茎・春菊・三つ葉』を使うことにしました。
これじゃ春の七草にならないかも知れませんが、栄養面では差程変わらないかと思ったのですぅ。
お塩と白出汁をチョコッと入れて味を調えます。
霰に切ったお餅を焼いて入れて(夫のは大きいままで)柔らかくなりましたら、
刻んだ七草を入れてサッと火を通して出来上がりです。
好みで各自、針生姜とゆずの皮の千切りを入れます。




食卓で注ぎ分けて、フウフウしながら頂きました。さて夫は何杯おかわりしたでしょう?

体が温まり、体に優しさが浸透していくのを感じます。
母も沢山食べてくれました。今年も元気に過ごせるでしょう。

いい朝食でした。