お料理教室をしていて嬉しいこと

お料理を教えていて一番気になることは、生徒さん、そしてそのご家族の方々が
満足して下さったかどうかです。
今年に入ってから色々な感想を言って下さいました。
バーニャカウダこれはアンチョビをたっぷり使ってソースを作りますよね。
ご主人様がアンチョビがお嫌いだと言っていらした方で、
クリスマスに作られたそうです。どうかしらと思っていたそうですが、
おいしーと言ってすごくいっぱい食べて下さったそうです。

また、カルビ丼は息子がばくばく食べてくれたと言う方。

クリスマススパイシーフルーツケーキに関しては、今まで食べたことがない美味しさで、
もっと注文しておけば良かったと言って下さった方が十数人いらっしゃいました。

農場風ローストチキンは、家族中で大好評で、毎年作りますという方が多かったですね。

春餅はパーティの時に大活躍されている方、

わが家の子供は先生の料理と味で育ちましたと言って下さった方等々、
チョット自慢のようになってしまいましたが、
今年になってなぜだか沢山の嬉しい感想を頂きました。嬉しくて嬉しくて!
また昨年は、以前通っていらしてた方が、何人か復帰して下さったことも感激です。

私は、日々の生活にお役に立つお料理をと、地道に細々と32年やってきました。
決してメジャーな料理教室ではないのですが、私が食を通して伝えたかったこととは、
生きていくためにとっても大きな部分だと言うこと、食が心と体にいかに大切かと言うこと、
料理を作る楽しみ、それによって家族や周りの人とのコミュニケーションが生まれ、
一瞬でもホッとしたり幸せーっと感じたりできることです。
そんな豊かな心の人が増えるいいなという思いで致しております。
分かって頂け始めたのだと思います。32年たった今、やっと仕事(???)の成果が出たなと感じました。
途中、この豪華なグルメ時代に育った方々には分かってもらえないのではとか、
時代遅れになってしまったのではとか悩んだ時期もありした。
勿論、万人の味覚に合わせるのは難しいですので、たまにお口に合わない物もあったと思います。
でも今は自分の料理の味と信念を持って、地道にコツコツと努力をして続けてきて良かったと思っています。
レシピの数は1400を超えました。
若い時に作ったレシピやレシピはあってもまだテキストにしていない物など、
やらなければいけないことが山積みです。
使える物使えない物などの整理など、今年から少しずつ整理をしていくつもりです。

お料理を通して沢山の方と出会って、ステキな関係が増えていっているのが私の宝物だと思っています。
本当に皆様に感謝しています。
これからもこのおばさん先生を慕って、
楽しく家族や周りの方々に美味しいお料理を作って頂ければと思っています。

まだまだ頑張りますよ〜。ヨロシクね。