おせちの残りで『蒸し寿司』

今朝は『七草粥』を召し上がりましたか?
わが家は早起きをしてコトコトと作りました。
体が温まりましたよ。
 


ところで、残ったおせちはどうなさっていますか?
わが家では『蒸し寿司』にします。
温かいちらし寿司、冬にはちょっと良いですよ。
でも、残ったもの全てを利用出来るわけではないですけどね。
酢飯に入れる具材は、
お煮しめの一部や昆布巻きコハダをかなり細かく切った物を混ぜ入れます。
上に乗せるトッピングの具はあられに切るのをお勧めします。
かまぼこ、伊達巻き、クワイ、コハダ、
二色卵、岩石卵、田作り、のし鶏、酢ダコ、エビ、栗きんとん、
お煮しめのこんにゃくやレンコンやゴボウや椎茸と筍等々。
入れない方がよいのは、お煮しめの里芋やかずのこ、おなますくらいかな。
でも、入れてみても面白いかもしれません。
おせちがいっぱい残っていても、お寿司に使用する量はほどほどにね。
これを小どんぶりに盛りつけ、沸騰した蒸し器に入れて強火で10分程蒸します。
ヤケドしないように取り出して、いくらの醤油漬けと三つ葉をあしらえば出来上がり!
熱々をどうぞ。
蒸し寿司にしないでちらし寿司にしても良いのですが、おせちはお醤油の濃い味付けですので、
温めた方がより美味しく頂けます。
なぜなら、人間の舌は熱いと塩分を柔らかく感じ、甘みは強く感じる物だそうですから。
なので、この蒸し寿司は甘みと塩加減がよりバランスよく頂けると言うことですね。
おせちの残りを利用するのは私流ですが、
豪華な蒸し寿司は冬になると私の母がよく作ってくれたもので、それがとても楽しみでした。