今年最後の月のお教室

早い物でもう12月ですね。
一年の最後のレッスンはクリスマス料理です。
私は『おせち』は基本的にはお教えしていません。
なぜなら、おせちほどそれぞれの家庭の味や歴史があって、
それをお母様やお姑様から教えて頂いて、受け継ぐのが良いと思っているからです。
でも10月か11月には、おせちに加えられるちょっと日持ちのする物を、
ヒントになればとメニューに入れています。
そして12月はを入れて、クリスマスの会食にお役に立てる物を作るようにしています。
今年も通って下さっている年月によって4セットのメニューを用意いたしました。

1.まず初回のクリスマスには欠かせない『ローストチキン農場風』。
これは私の母からのレシピをアレンジした物で、
何種類かあるローストチキンの中でも一番うけるものです。
それに星形人参のグラッセとクレソンとグレイビーソースを添えて。
コーンクリームスープにカリカリの自家製クルトンを浮かせて頂きます。
アメリカ風ココア生地のケーキにチョコレートソースをかけてレーズンとクルミを散らしました。
お子様がまだ小さいクラスですので、きっと気に入って頂けると思います。
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2.サーモンのパイ包み、マヨネーズクリームソース添え
大きなサーモンフィレを2枚に切って、間にほうれん草入りの白身魚のムースを挟んで
パイに包んで焼きます。
これは大きなサーモンの形にするのが難しく、時々鯛や鯉のぼりの様になってしまいます。
でもそれも話題の一つになって『ワイワイ・ワハハ』と楽しくなりますね。
テーブルで切ってサーブし、マヨネーズクリームソースをかけて頂きます。
このソースがサッパリと感じさせてくれます。
オードブルにはチコリとりんごとクレソンのサラダにしました。
これはクリスマスカラーでとても綺麗で、食卓が賑わいます。
デザートはちょっと重めにティラミス
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3.バーニャカウダ。お野菜がたっぷり頂けますね。
メインはイタリー風ミートローフパテ
細かく挽いた挽肉の中にオリーブやハムなど沢山の具材を入れて練り、
ローフ型にして蒸し煮にした後、サッと焼きます。
酸味のきいたトマトソースを添えて、少々厚めの輪切りにして頂きます。
ちょっと引き締まったソーセージ風のミートローフ、トマトソースで爽やかに…。
デザートは真っ白なココナツ風味のエンジェルシフォンケーキ
シフォンケーキの中でも難易度の高い物です。
ココナツが雪の様に綺麗なケーキなので頑張って作りましょう。
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4.マグロとホタテのタルタル・アンチョビとわさび風味のソースで頂きます。
ホタテの白とマグロの赤で、これも綺麗ですよ。
メインはリッチなポトフ
ボリュームのある肉料理のポトフと私の得意の副産物スープ
ポトフで肉・野菜を煮たスープとミルポワを利用して出来たポタージュスープに、少々クミンの香りを付けました。
デザートはグラッパを使ってイタリー風リッチなレアチーズケーキ
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今年のクリスマスも満足して頂けると思います。

予約して頂いた『クリスマス スパイシィーフルーツケーキ』も徐々にお渡し出来ています。
もうすでに召し上がった方もいらっしゃって、嬉しい感想をお聞かせ頂いています。
まだ、お手元に届いていない方!期待していて下さいね。

今、半分のクラスが終了した所です。今年は15日が最終日。
もう一頑張りしますよ〜。