３泊４日。沖縄本島に行ってきました。
母がショートステイに行っている、つかの間の休暇でしたが、リフレッシュ出来ました。
８年ぶりの沖縄。沖縄は４回程行ったことがありましたが、久しぶりでした。
私達はボーッとというタイプでなく、
アクティブに行動して、ハードでディープな旅をするタイプです。
今回は「ビーチでボーッとしようね」と言って出たのですが、やはり動いてしまいました。
夫が一番アクティブ猛進。でもしっかり付いていきました。
毎日、ホテルを朝１０時に出て夜１０時頃に戻るという感じでした。
色々行った中で特に面白かったのは、『ガンガラーの谷』。
以前から気になっていたのですが、『観光化されているのかな〜』と思って敬遠してたのです。
一応観光スポットですが、人工的にアレンジされていなくて本当に自然のジャングルという感じでした。
またガイドのお兄さんも説明が自然体で、すごーく詳しくて物知りで面白くて
「ふーん、そうなんだ〜」と聞き入ってしまうくらいでしたね。
鍾乳洞やその天井が落ちて谷になった場所で、特に『ガジュマルの木』はすごかった!
枝が下に伸びて、土の地面に着いた所から根になって広がっていく木で、
沖縄のお年寄りは『歩く木』と言っているそうです。
本当に『のっしのっし』と歩いて動いて広がっているようでした。
また、そこには日本人のルーツであろう『港川人(変な名前ね)』の生活した跡やお墓、
そしてなんと、その中からかなり保存状態の良い『骨の化石』が出てきたのです。
考古学では画期的な研究になるとのこと…私なんかでもワクワクしてしまいました。
結構、崖のような険しい階段でしたが、とっても興味深く楽しめました。
この日の食事はですね…
沖縄には東京のようなファンシーでとてつもなく美味しい食事はあまりないのですが、
私は『食文化の違いが面白いなー』と思って興味深く食事を楽しみます。
お昼はてだこの『ソーキそば』の中サイズを食べました。
ここのソーキそばは、ややコッテリしたスープで我が家好みです。
『トロッとしたソーキ』がくどくなくて超ウマ。
それにミソおにぎりを３人で１個。これは沖縄独特の『油ミソ』をおにぎりの具にしたものです。
と… 気になるメニューが… 『タコスそば』？？？何だろう？
どーしても気になって小ぶりの『タコスそばチーズ掛け』を１つ注文してしまいました。
沖縄麺のペペロンチーノ風にタコソースが掛かっていて、
うっすらとソーキそばのスープが掛けてある感じです。
始めての味と食感。「美味し〜」と３人で分けてペロリ！ おためしあれ！
次は『千日ぜんざい』で
夫はぜんざい、娘はぜんざいミルク掛け、私はぜんざいイチゴミルク掛けを注文しました。
こちらで『ぜんざい』というと殆どが『氷ぜんざい』を指すのですが、
お豆は小豆でなくて『金時豆』の煮たものです。
これが豆の香りが良くて美味しいの!
千日のは盛りが良くてミルクとの相性が良いので、必ず寄ることにしています。
お店のおばさんと話をしていると、色々な文化の違いや知識や情報を得られてとっても面白いですよ。
私達は人と係わることが好きですので、結構色々な方と親しくなれるのが旅の楽しみの１つですかしら。
特に沖縄の方は、穏やかで親切な方が多いように思います。
帰りに焼きたての今川焼きのような物を下さいました。大判で美味しかった。
あちこち、興味をそそられながら寄り道していたら遅くなってしまい、
晩ごはんはアメリカンなスーパーマーケット『Jimmy's』で
ローストポーク、ハーブチキン、ミミガーサラダ、炒飯、ビールとパイナップル等を買って、
ホテルでの遅い食事にしました。結構、アメリカっぽい味で面白かったですよ。
それと不思議な物で食べてみたくなったのが『田芋のでんがく』…おいもで作った甘い草餅のような物で、素朴です。
沖縄県は琉球王国の名残と、アメリカンな部分と、日本らしさとが渾然一体となった面白い所なので、
色々な雰囲気を十分楽しみたいと思います。
だけど台湾の時のように一日５食にはならないように注意しまーす。
次の日もハードかな？？？
