先日、スパイス&ハーブ普及セミナーに行って参りました。
娘も夫も参加しました。
会場は神保町の『学士会館』
“食品表示に関する制度と主要な論点”の講義もあり、とても興味深かったです。
消費者庁の組織・JAS法・食品の賞味期限・消費期限・の表示の分類等の説明や、
私にはとても難しいシステムの講義でした。でも必要なことで参考になります。
もう一講義は、東大の名誉教授『辛島昇』先生の
“インドカレー文化論”インドカレーとグローバリゼーションでした。
これは、とても興味深いスライドとお話し・・・
南と北との文化の違いによって食も異なり、
昔は、北はミルクと麦が主材料となり、油もココナツオイル、
南は米が主となり、油もマスタードオイルが主になっていると。
今は、これが個々の物を大切にして認め合いながら緩やかな統一が成されている。
これがグローバリゼーションに繋がるということだそうです。
またブレンドされたカレー粉という物はもともとインドにはなく、
イギリスが発明した物で、
それぞれの家庭で、その日の体調によって配合を変えていた時があったそうです。
いずれにしましても、スパイス・ハーブは人間に欠かせない物のひとつだということですね。
学士会館というチョット風情のある建物でのセミナー・・・
何だかワクワクしながらの聴講で、インドに行きたくなってしまいました。
いつか行きます・・・必ず。
私とインドカレーとの出会いは、何時か書きますね。