舞台『ドレッサー』

ご心配をお掛けしていますが、どうにか前期の教室が終了出来ました。
夏休みに突入。
なかなかブログも更新出来ませんのに、沢山のお☆様に勇気づけられ励まされています。
ありがたいですね。


先日、娘が誘ってくれて
Ronald Harwood(ロナルド ハーウッド)作、
三谷幸喜演出の舞台『ドレッサー』を観に行きました。

久しぶりの観劇。やはり舞台は良いですね。
三谷幸喜さんは自分の書き下ろした作品以外の演出は、これが2作目。
主演は橋爪功さん、大泉洋さんで絶妙な配役。


年老いても舞台に立つ夢と栄光と拭いきれない不安・・・座長の葛藤。
コツを熟知している若いマネージャーが座長を宥め賺して盛り上げて、
どうにか舞台に立たせる。
舞台は成功したものの、その後に待っていたのは座長の死。
生きる軸を失ったマネージャーの不安と苦しみ。。。


私にとって、両者の気持ちがとても伝わる舞台でした。
三谷幸喜さんと言えばコメディー的な要素が多い方ですが、
この内容はシリアスな部分が多く、どう演出されるのか期待していました。
さすがです。笑えるところも盛り沢山で、
でも本来のこのドラマの伝えたい本質部分は、しっかり感じました。
舞台の作りも面白くスピーディーに展開できる。観やすかったし分かりやすい舞台。
良かったです。ほんと良い時間でした。


世田谷パブリックシアター三軒茶屋にあり、三茶は面白いお店がいっぱいです。
帰りに娘と、こんにゃくと牛すじが入ったたこ焼き?“ラヂオ焼き”で一杯飲んで帰宅しました。ちょっとオヤジ風でしたかしら?

外出に自信がなかったのですが、思いきって行って良かった!
少し元気が出ました。娘よ!一緒に行ってくれてありがとうね♪