日本の古典文化

4月24日に、娘が通わせて頂いている『遠州流茶道』の御宗家がお亡くなりになられました。
娘はまだまだ学びたいことがいっぱいだったので、とっても残念に思っています。
日本の古典文化にとっての大事な方が亡くなられ、損失は大きなものだと思います。
本当に各古典文化では御宗家もお家元もオーラが違います。なぜでしょうか?

告別式に参列した娘は、ものすごい参列者の数にビックリしていました。
ご葬儀のお寺は、実は私の両親のお墓があるお寺です。先日亡くなった母もそこに眠っています。
恐れ多くも、遠州流のお家元のご先祖様の練馬にある東京での菩提寺と一緒で、
何だかご縁を持たせて頂いているんだなと勝手に感じています。
なんて本当に恐れ多いことを言ってごめんなさい。

娘は和が大好きで、現代社会生活から和が薄れてきているのが寂しいようで、
この文化を微力ながら伝承していくことを大切に思っています。
季節を感じさせるお庭、床の間の掛け軸、お花、お道具、
そして大変綺麗でとっても美味しいお菓子とそれによって美味しさと味わいを増すお抹茶等々。。。

全てが揃って調和が取れてひとつの形になるのですね。でも、もっともっと奥は深ーいのです。
japanese-teaさんのブログを見て下さい(japanese-teaさん許可なく勝手にご紹介してごめんなさい)。
流派は違いますが、かなり色々なことを書かれていて興味深いですよ。

『侘び寂び』そして『日本の心』は茶道だけの物ではないのですよね。
華道、日本画、書道、武道、短歌、俳句、舞踊、歌舞伎、能や狂言等々・・・
日本の古典文化はいっぱいあります。
もっとこの日本文化の良さを見直してほしいと願います。
和って良いです。心が落ち着きますよ。

心より御宗家のご冥福をお祈り申し上げます。