カンボジア“遺跡ツアー”とベトナム“満腹ツアー”その1 カンボジア編

10月13日から18日まで4泊6日で
カンボジア“遺跡ツアー”とベトナム“満腹ツアー”(勝手に名付けました)に行ってきました〜!
娘の会社では、新入社員は8日間まとまったお休みを頂けるというので、
その日に合わせて行くことにしました。
今回、夫は休みが取れず、母と娘の女子?旅行です。

私は、一生の内に “タージマハール” “モンサンミッシェル” “アンコールワット” の朝日と夕日を
見たいと思っていました。
以前行った“モンサンミッシェル” ではそこに泊まることが出来なかったので、
観光だけで朝日と夕日は見る事が出来ませんでしたが、昼間の太陽をしっかり見たので一応クリアです。
今回は “アンコールワット” にチャレンジです。
カンボジアでは “アンコールワット” はツアーに参加しないと行きにくいと思いましたので、
日本から2泊だけのツアーを申し込んで行きました。

初めベトナムの“Ho chi minh”で乗り換えてカンボジア“Siem Reap”に到着。


ガイド付きの車が待っていて、ホテル “Le Meridien Angkor” まで送ってくれます。
夕方に到着。リゾート気分満載のステキなホテル!



チェックインをして軽食が出ます。軽食といっても私達には多めかな?
大きくて美味しい『クラブハウスサンドイッチと山のようなフライドポテト』
イモ好き姉ちゃんにはたまりません。



それを頂いて、その日は熱帯地方らしい中庭のお散歩を満喫して、
部屋でゆっくりしました。明日は4:00起きですから。。。





早朝5:00に送迎車が来て “アンコールワット” の朝日を見に行きます。
車の中には、私達以外3組の方。全て日本人です。
Limさんがこのところ3日間、朝日が見られなかったと。。。今日はどうかドキドキです。
15分程で到着。まだ真っ暗です。。。
ガイドの “Lim” さんが懐中電灯で足元を照らしながら案内してくれます。
入場券を買って、いざ突入!
暗い中、デコボコの道を転ばないように歩いて行きます。
と。。。目の前にうっすらとあのアンコールワットのシルエットが。。。
もう感動が始まりました。


娘が手を引いてくれながら、暗闇を歩いて聖池の畔まで到着。
薄明るくなってきている空の下のアンコールワットが、水に映っています。
これは写真でよく見る光景です。美しい!写真をいっぱい撮りました。

暫く眺めて、Limさんが朝日を見る絶景ポイントを教えて下さった所まで
焦って歩きます。お天道様をのがしては一大事!!!
良い場所を取って待っていると。。。出てきました〜!
美しい太陽!まん丸な太陽!
日本で見る太陽とはずいぶん違って、くっきりと丸い。
どちらかというとお月様のように思えます。


とにかくアンコールワットのシルエットと太陽とのバランスがお見事!絵になります!
「素晴らしいね」と娘と何度も言い合って、感動を分かち合いました。
良かった〜!だって2泊しかしないんですもの。ラッキーだわ〜!


再びホテルに戻り朝食です。
フルーツがいっぱいのバッフェ♪ついつい食べ過ぎてしまいますね。





少しお部屋で休憩し、また送迎の車で昼のアンコールワットへ。


朝とは打って変わって、くっきりとしたアンコールワットは壮大でした。



歩いて歩いて。。。それにしてもLimさんの日本語の説明は、面白くてすごいです。

石の壁に刻まれたストーリーに溢れた彫刻の素晴らしいこと。

沢山の回廊を通ってメインの塔にたどり着きました。

その中に入るのには、急な階段を上らなければなりません。
中は神聖な場所ですので、ノースリーブや膝が見える長さのものでは入れません。
私達はLimさんから注意を頂いていたので、全員入れました。
上からの眺めも素晴らしい!

やはり回廊になっていて、四面の中央にはそれぞれの像が奉られています。

ぐるっと一周して、帰りの階段を下りるのですが、上からだとかなり急で高く思え、
チョコッとビビリました。娘や一緒に参加していたカップルの方に励まされて、
どうにか無事下りられました。ホッ。。。


この時期はお盆だそうで、沢山の人がお参りしていました。
色々な所におむすびのようなものが落ちています。

ここではお盆は、餅米で作ったお団子などを道に撒いたり塀に置いたりして、
ご先祖さまが食べられるようにするのだそうです。
この時だけは、地獄に堕ちている者も一休みだそうですよ〜。


昼間のアンコールワットを終え、お土産屋さんにも予定されています。
アンコールワットクッキーやさん” 生徒さんのお友達が起業したお店だと伺っていたので寄りたかったのです。
いわゆる日本人向けの観光土産で、カンボジアにしてはかなり高めですが、
形も可愛いし、お味も美味しいので買いました。

この店の氷は安全だという事ですので、お店のテラスでマンゴーアイスが乗っているかき氷を娘とシェアーして食べました。
トロッとマンゴーが激うまです!


次にオールドマーケットに行きます。
ここは浅草のお土産屋さんの様です。
その道を隔てて地元の市場があります。
私と娘はその地元市場の方に興味がありましたが、英語も日本語もまるで通じないとのことですので、
Limさんにつれて行って頂きました。
“臭いのでハンカチで口と鼻を押さえた方が良いですよ”といわれましたが、平気でした。
私達はデリケートに出来ていないのだと分かりました。
もの凄く生活感溢れる市場です! 野菜・肉・魚・雑貨・乾物・衣類・・・所狭しと並んでいます。




ただ、その狭いところで魚や肉をさばいているので、その汁が飛び散るのを注意しながらね。
実はこの旅行の少し前、タイムリーに『スパイス・ハーブ検定』を受けるために勉強していたので、
この熱帯地方産の生のスパイス・ハーブ類が道ばたでも自然に生えていたり、
この市場でも山のように売られていて、「ああ、これがあれね」とワクワク。。。かなり興奮気味でした。
買いたいと言ったのですが、生ですので当然却下でした。
ウーンでも発見! “レッドペッパー(赤胡椒)”!
胡椒といえば、カンボジア近辺は最大の産地です。
そして赤胡椒と言えば日本では “ポワブルロゼ” と思うのですが、
“ポワブルロゼ” は、コショウ科でなく、コショウボクの実やバラ科のセイヨウナナカマドの実で別物なんですよ。
希にコショウ科のもあるのですが、日本ではこれを使われているのが主ですね。
でも、この“赤胡椒”は正真正銘の胡椒科です。
赤くなるまで完熟した実が落ちる前に収穫し、乾燥させたもので、香りがとっても豊かです。
この時期しかなく、ここでしか穫れない物だったのです。当然お値段は高めではありますが、もう買うしかないですよね。
Limさんにお願いしてお土産屋さんでなく、この市場で量り売りでいっぱい買いました。
すごく嬉しいです!
ここで私は、色々な食べ物を試してみたかったのですが、市場のものは衛生上あまりよくないので
Limさんから何度もストップがかかっていました。やっかいな旅行者ですね、私って。。。
ジャックフルーツを剥いたのがあったので、内心食べたいな〜と思っていたら、少しだけ買わせてくれました。

今の時期はあまり美味しくないそうです。だけど美味しかったけどね。それにお腹も大丈夫でした〜。


その後にお昼ご飯をみんなで頂きました。


次はここで最も古いと言われている遺跡“Banteay Sreiバンテアイ スレイ”に向かいます。

ちょっと一休みしましょうか。