久しぶりの観劇『叔母との旅』

先日、夫と娘と3人で久しぶりに演劇を観に行きました。
イギリスの小説家グレアム グリーン作の『叔母との旅』です。


“まじめで硬い人生を送っていたひとりの男性が定年を迎え、
刺激もない静かな生活を送っていたが、
自由奔放な叔母との旅で、自分の真実に触れて新たな生き方をしていく。。。
そしてその叔母は、実は自分の産みの母親だったのです。”


青山円形劇場』にてのシスカンパニー公演で
段田安則さん、浅野和之さん、高橋克実さん、鈴木浩介さんの出演です。

たった4人なのですが、20役位の人物をみんなが次から次へ演じて行きます。
定員が200名程。
舞台をぐるっと観客が囲んで手が届きそうな程の距離の小さな円形劇場で、
今回、セットもシンプルで衣装もシンプル。。。
その中での公演は、
役者がかなり上手くないと観客に伝える事が出来ないし、
退屈させてしまうと思うのです。ごまかしが効かないですものね。
さすが、ベテラン劇団役者さん達。。。
流れが良くて退屈なんかしませんでしたし、しっかり伝わりました。


私は毎月1回演劇を観るのが楽しみだった時期があります。
それも小さな劇場の。。。
ここ10年程この楽しみが、たまーにしか出来なかったのですが、
やはり観ると余韻が持続して気持ち良い日々が続きます。
演劇・・・好きだなーっと思いました。


またボチボチ観始めようと思った1日でした。