久しぶりのロングバケーション・・・第1章『心の旅 1』

やっと長い旅行記がまとめられたら、
ちょっと季節外れの旅行記になってしまいました。
文章をまとめるのは難しくてどうしようかと・・・
でも書き留めておかないと忘れそうで、
帰ってから少しずつ時間がある時に書いてきました。

そして12程に分かれた長い旅行記になってしまったのです。


他人の旅行記など・・・と
でも私の個人的な想い出として保存させて下さい。
何日かに分けて出させて頂きますので、
よろしければ退屈しのぎにでも読んで下さいませ。


今年9月に久しぶりのちょこっと長いお休みを頂きました。
結婚以来、毎月少しずつ旅行貯金をしていまして、
7〜10年に一度みんなの節目に合わせて、
ロングバケーション旅行をしています。

ロングバケーションといっても今回は
出発当日まで教室があり、次の教室の予約も入っており、
夫も仕事でしたので10日間の旅となりました。
夫と娘と3人で、ちょっと贅沢ですが、旅行先は久々のアメリカです。
私の父が5年前に他界し、
そしてその後、我が家に来てくれた母を看取る事が出来、
娘の就職も決まって一段落。やれやれ。。。
やっと心置きなく旅が出来ると思ったのです。


休暇を頂くと後が大変になるので、
12月までのテキストを頑張って完成させ、
帰ってすぐの教室の材料の手配も整えなくてはと大忙し。。。
行くまでが大変ですが、とっても楽しみです。


体調を崩したりして、何だか色々な事を思った何年間で・・・
会いたい人、会えるチャンスを逃すまいと・・・
そしてずーっと会いたいと思っていた方は、
娘にとってのアメリカ“Lititz” でのママです♪


娘が高校生の時に3週間ホームステイさせていただいてお世話になって、
8年経っています。
アメリカのママは現在62歳。料理好きで、娘がお世話になっている時も、
沢山美味しいものを作って下さったそうです。
そしてパーティを開いて下さった時も、
娘と一緒に8時間も掛けてお料理を作ったそうです。
その時、娘は手巻き寿司を披露したのが大好評だったと。。。
そういう意味でも私とも気が合って、
料理メニューの交換も良くしておりました。
彼女の娘さんは今40歳代と思いますが、
私の娘を妹のようにずっと可愛がって下さっています。
そこのお子さんは4人で、
現在上から18歳の男の子、11歳の男の子、10歳の女の子、8歳の女の子です。
たった3週間のホームステイでしたのに、
未だに家族のようにメール等でお付き合いをして頂いています。

行くことを伝え、B&Bを紹介して頂こうと尋ねたのですが・・・
娘さんの方のご自宅に泊めて下さることになりました。
夫と私は初対面になりますが、娘も8年経っているので緊張します。
アメリカの家族もみんな心待ちして下さって、
毎日興奮して眠れないというメールが来ていました。


1時間でも長く一緒に居たいと思いましたので、
すごく・・・いえ、とっても無理で過酷なフライトになりました。
出発当日、私は教室を終えた後に片付けと旅行の用意。
夫は夕方に帰宅して、
Alainを例の緊急手術をいて頂いた広尾の病院まで預けに行きました。
ここならAlainの体調もよく分かってもらっているので安心です。

ちょっとお留守番ガマンしてね。
簡単に夕食を作って、パクついて出発です。

16日の0時40分羽田発。
羽田→Los Angeles(ロサンジェルス)→Detroit(デトロイト)→
Baltimore(ボルチモア)→Lancaster(ランカスター)。
アメリカの東の方向です。
飛行機は乗り換える度に小さくなっていきます。

〈空港内にトラムが〉

今回時間がなかったので、急いで旅行社にLititzまでのルートを相談して、
この様になったのですが、
帰国してゆっくり調べたら、
レンタカーをすればもっと楽な行き方があったのでした〜(^_^;)。
でもでも、希な面白い経験です。
ボルティモアからランカスターまでは、
小さな飛行機だと思ってはいたのですが・・・
10人乗り!!!エーッ!まさか、これに乗るの?しかもプロペラ・・・

重量オーバーにならない様、
全員の体重と、ハンドバッグの重さまで量って・・・
座る位置もバランスをとるように指示される有様・・・
“Cape Air”その日は乗客4人でした。。。
コーヒーを片手に持ったパイロット!
約30分間のハラハラ・ドキドキ・ワクワク???のフライト!!!
でも低空を飛ぶので景色が見えて面白かったですけど。。。
 


さて、ここでアメリカのファミリー構成を説明しておきましょう。
娘が泊めて頂いたお家のママは
当時(8年前)54歳Ms.Charlotte Slater(スレーターさん)。
ご主人を早くに亡くされてひとり暮らし。
その後心臓や手足を手術されて仕事が出来なくなり、
市の補助付きの小さな家に引っ越しをされました。
趣味は料理とクラフト・・・素晴らしいです。

娘さんJessica Long(ジェッシー)当時30代後半?の家族が
ママの近くに住んでいます。
旦那様Shawn(ショーン)とは再婚です。
彼は今から4年程前にリンパの癌になって、
かなり大変な闘病生活を送られていましたが、
今は元気になられました。
その闘病生活をブログに書かれるほどすごい不屈の心の持ち主です。
長男はKelly(ケリー)当時10歳で前夫のお子さん。
ショーンと再婚後に生まれたお子様は、
当時3歳のシャイな男の子Ryan(ライアン)・・・
因みに当時娘を見たとたん一目惚れで初恋の女性???となったそうです。
当時2歳の女の子Claire(クレア)、その下に10ヶ月の女の子Grace(グレイス)。
そしてワンコちゃん1頭。
現在はテリア系ワンちゃん3頭でした。


ランカスター空港にはジェッシーが迎えに来て下さいました。
大きく手を振って感激の再会です。
娘は勿論、夫と私も大感激でした。

〈Lancasterの可愛い空港です〉


そこからは15分位でPennsylvania州(ペンシルバニア州) 『Lititz(リティッツ)』
の自宅に到着。
そこにはママのスレーターさんが
チキンサラダを作って待っていてくれていました。


娘との再会は長いハグで始まりした。


地下の長男ケリーの部屋を夫と私の部屋として下さいましたが、
ベッドルームにリビングにトレーニングルームと庭に出られるベランダ付き。
お借りして良いのでしょうか?
私達の滞在中ケリーは学校のスケジュール的に便利だという事もあり、
おばあちゃまスレーターさんのお家で寝泊まりを・・・
多分配慮して下さったのだと思います。申し訳ない!
娘は2階の長女のクレアの部屋をお借りしました。
2階はバス・トイレが2個とそれぞれの子供部屋と夫婦の部屋と書斎で5部屋。
2階のひとつのトイレとバスは私達専用に提供して下さいましたので、
気が楽です。
1階はリビング2とダイニング1とダイニングキッチンと
バルコニーとトイレと大きなガレージ・・・
大きな家ですね。この辺では普通の大きさだそうですが。。。


荷物を置いて着替えて・・・
作って下さっていたチキンサラダをクロワッサンに挟んで頂きました。
茹でた鶏肉を裂いて生のブドウを入れてドレッシングで和えたサラダで
美味しかったですよ。
夕食のためにパンを仕込んで寝かせて、アップルピザを作っています。
その仕込みとクッキーのアイシングのお手伝いをさせて頂きました。

生地を落ち着かせている間に、
ジェッシーが街にショッピングにつれて行ってくれました。
どんな街なのでしょう?ワクワクです♪♪♪


ちょっと長くなりましたので続きは、『心の旅2』で・・・休憩です。